【野菜】2月のオススメ野菜

  • 小松菜 小松菜はもともと東京都小松川地区の特産でしたが、今では幅広い地域で栽培されています。ほうれん草と肩を並べるほど栄養が高く、クセのない味で食べやすいのが魅力。アクも少なく、漬け物やお浸し、炒め物、汁の具など多彩な料理に使える便利な野菜です。本来寒い冬に採れる野菜だったので冬菜、雪菜などとも呼ばれています。寒さに強く、一二度霜が降りた後のほうが甘みが増し、葉も柔らかくなって美味しくなります。春の新物はウグイス菜とも呼ばれます。
  • 小松菜
  • せり 密生して競い合うように生長するので『せり』(競り)の名がついたと言われています。シャキシャキした食感が爽やかなセリは、数少ない日本原産の野菜のひとつで綺麗な緑が持ち味です、春の七草にも数えられます。独特の香り成分には、胃を丈夫にしたり、解熱、解毒の作用があるとされています。肉の臭みを消す効果があるので、鴨鍋や牡丹鍋など肉を使った鍋には欠かせないとされてきました。加熱する場合は火を通し過ぎないように気を付けましょう。
  • せり
  • 新じゃがいも 新じゃがいもはじゃがいもの品種ではなく、収穫されてすぐに出荷されるじゃがいものことを指します。一般的なじゃがいもは収穫後に貯蔵して熟成させるのに対し、新じゃがいもは貯蔵と熟成の期間を省いて収穫後すぐに出荷されます。皮が薄くみずみずしいのが特徴です。春3月頃から鹿児島や長崎など九州産を中心に出回り始め、収穫前線が北上し6月頃まで続きます。主成分がデンプンで、主食にもなる野菜として世界中で栽培されています。
  • 新じゃがいも
  • にら 夏のスタミナ食材としてもよく使われます。ニラの香りは食欲増進にもなるので、体力をつけたいときにうってつけの野菜といえるでしょう。ニラにはにんにくやねぎにも含まれる「アリシン」という香り成分が入っていて、味に深みも持たせてくれます。ニラは加熱時間が長いと色が悪くなり食感も風味も落ちるので炒めるときはサッと加熱する程度にするとよいでしょう。根元の白い部分はシャキシャキした食感を楽しめるだけでなく、栄養価が高いので根元ぎりぎりまで無駄なくいただきましょう。
  • にら
  • 菜の花 春の訪れを告げる野菜。菜の花などのつぼみと花茎、若葉をナバナといいます。独特のほろ苦さをいかして、炒め物、お浸し、和え物、揚げ物、漬け物、汁の実、パスタなどでも美味しくいただけます。塩をひとつまみ入れた熱湯でゆでて、冷水に取って水気を切ればお浸しに。ゆでるときは、茎の太い部分とやわらかい葉の部分を分けて、先に茎からお鍋に入れると均等に加熱できます。少し歯ごたえが残るくらいのかたさでお湯からあげるとよいでしょう。
  • 菜の花
  • 2月のオススメ野菜 ☆小松菜
    ☆せり
    ☆新じゃがいも
    ☆にら
    ☆菜の花

    ぜひご賞味ください